某医療機関での日常

現代医科学恋愛ファンタジーというわけのわからないジャンルの創作文置き場。 小説というカタチを成していないので読むのにいろいろと不親切。たまにR18。 初めての方は「世界観・登場人物紹介」カテゴリを一読の上でお読みください。

ハッピーバレンタインデー

龍崎「ハッピーバレンタインデー!!!」

卯月「あらあら年甲斐もなくはしゃいじゃって」

如月「皆さんからの義理チョコ、お待ちしておりま~す!!

   本命チョコはダメよ、奥さんいるから。

   子供は男の子と女の子一人ずつ」

マカポー「What's!?Are you have two child ?!」

如月「yeeeeeeeees!!!!!」

長瀬「知らなかった…」

青木「まあ、室長あんまり自分のこと語りたがらないしね」

【某県郊外 柏崎夫妻の新居】

雪「これ…手作りの生チョコとガトーショコラです…

  お口に合えばいいのですが……」

柏埼「もしかして手作りですか!?」

雪「もちろんです!生チョコにはこっそりブランデー入ってるんですが

  ちょっとくらいならいいですよね…?」

柏崎「ほんの一口頂きます」

【某県郊外 医療機関礼英 第3食堂】

優「はいこれ、バレンタインデーだから

  キットで作ったチョコタルトだよ~~

  味見済みだから美味しいよ~~~」

了「うめえ!甘え!!チョコがビターと甘いのあってイイ!!」

長瀬「オレにもおこぼれを……」

優「どーぞどーぞ、ごえんりょなく」

マカポー「It's dellisias!!」

長瀬「うめー…あー、オレも彼女欲しい」

青木「ピアノとかは?」

長瀬「うーん、プリモもいいなあ」

ロッソ「ちょっとお邪魔しますよ~」

青木「何?ロッソ」

ロッソ「青木先生に渡すものがあります。今日はバレンタインデーなので」

青木「マジで!?本命チョコ!?」

ロッソ「本命に近い義理チョコです…」

青木「喰う喰う!!よだれ出てきた!!」

ロッソ「青木先生だけで全部食べてくださいね…

    あとレジンで作ったキーホルダーとロックバンドモチーフの缶バッジと

    他いろいろ入ってます」

青木「やあったー!!」

青木は立って小躍りした。

マカポー「It's crazy dancer !!」

長瀬「オレも踊ろうかな~!!ロッソにはもらえなかったけど

   優さんにチョコもらったから」

長瀬は珍妙奇妙奇怪奇天烈踊りを披露した!!

マカポー「It's crazy dancer too !!」

優「何その珍妙奇妙踊りwwwww」

長瀬「喜びの舞にござる」

了「マカポーみたいだなそれ」

二宮「そうはさせんぞ青木ィ!!」

青木「二宮先生!?」

ロッソ「二宮先生…」

ロッソはげんなりした!!

二宮「ロッソさんはオレのもんだ、三下はどいてな!!」

ロッソ「三下って…青木先生は立派な言語聴覚士ですよ!?」

マカポー「He is so nice !!」

二宮「じゃかまし!!医者にかなう相手なんていないの!!

   なんてったって形成外科医ですよ形成外科医!!」

ロッソ「職業に貴賤無しって昔偉い人が言っていたような…」

了「そーだそーだ!!今のは二宮先生が悪い!!」

長瀬「クチ悪いな了」

了「だって…」

二宮「あぁん?泣かされてえのかてめぇ」

了「ひっ…」

二宮「とにかくこのチョコはオレのモンだ、

   人の恋路にちょっかい出す馬の骨はどいてな!!」

二宮は青木のデコを思いっきり小突いた。

青木「いってー!!何すんですか二宮センセー!!」

二宮「じゃかあしいって言ってんだろうがこの豚野郎!!」

青木「豚野郎…」

ロッソ「青木先生十分細いじゃないですか…」

二宮「人の恋路を邪魔する奴はもれなく豚野郎ですよ」

矢野「まあまあそこまで言わなくても…

   青木先生十分痩せてるし」

ロッソ「そうですよ~~」

二宮「むむ…カラオケで勝負だ!!」

二宮と青木の接戦(?)は、まだまだ続きそうだった……

【某県郊外 医療機関礼英 総合病院】

叶具「佐藤~~!!こんなに食いきれねえって!!

   タダでさえダイエット中なのに…

   それに近頃増加傾向なのに…」

佐藤「ダメ!それ私の気持ち!!全部食べて!!Let's eat !!」

叶具「そんなぁ……」

男性看護師「うらやましいですねえ…僕も彼女欲しいなあ…」

女性看護師「あら、私がいるじゃない、はい、チョコレートケーキ♥」

男性看護師「えっ、あ、ありがとう…」

叶具「気のある素振りしてたの気付かなかったんですか?」

男性看護師「全く気付かなかったです…これっぽっちも」

ニブいのであった。

【某県郊外 完の自宅】

完「今日はバレンタインデーなのでお休みを頂きました」

鈴「これ…舐め取ってください…」

鈴の素肌の胸元には、液状ホワイトチョコレート

尻にも股間にも奥まで埋め込まれたそれは、

今か今かと完に舐め取られるのを待っていた。

完「それでは失礼して…」

鈴「あっ…やあっ…」

鈴は乳首を甘噛みされただけで悶絶した。

完は液状ホワイトチョコレートがついた首筋や耳にも舌を這わせた。

鈴「あ、あん!!」

鈴は耳や首筋が特に敏感だ。

完「気持ちいいですか?」

鈴「訊くのが遅いですぅ…」

完「すみません、夢中になってしまいまいした。

  鈴さん…好きです…愛しています…」

鈴「うさぎさん…私…幸せです…」

和「あらあら(*´艸`*)ラブラブねえ…

  お父さんとのこと、思い出すわ。一さん…今頃

  天国で元気にしてるかしら…?」

こうして幸せな夜は更けていくのであった。

【某県郊外 夜 柏崎夫妻の新居】

雪「あ、あ、あ、あ、あ!!」

軋むキングサイズのベッド。

二世帯住宅の2階の寝室で、雪は柏崎宗一に

激しく揺さぶられていた。

柏崎「紺野さん… 雪さん… 大好きです… 愛してます…!!」

雪「あっ ふぅんっ くぅっ うううっ」

雪は胎内を無意識にきつく締めて喘いだ。

柏崎「くっ…雪さん、雪さん…!!オレの子種…受け取ってください!!」

雪「ああ、ああああああ……!!!」

柏崎は熱く白濁した精を雪の中に放った。

雪「ちょっと…いや、だいぶ激しく、早かったような気がします…」

柏崎「そ、そうですか…??!」

雪「チョコレートには興奮作用がありますから、仕方ないですね

  それにちょっぴりお酒に酔っていたかもしれませんし」

柏崎「あのくらいで酔いませんよ……いくらなんでも」

雪「宗一さん、酒豪ですもんね、ふふふ」

こうして二人の新婚生活はまだまだ続くのであった。