某医療機関での日常

現代医科学恋愛ファンタジーというわけのわからないジャンルの創作文置き場。 小説というカタチを成していないので読むのにいろいろと不親切。たまにR18。 初めての方は「世界観・登場人物紹介」カテゴリを一読の上でお読みください。

舞台設定

『某医療機関』(まだ名前が決まっていません)

日本国内に本部を置き、世界各国に支部を置く。

某県の郊外に位置し、広大な敷地面積を有する、俗称『医療のテーマパーク』

医療に関して「無いものは無い」と言えるほどの設備、技術等がそろっている。

世界最先端の医療技術を駆使し、患者を完治させる目的で設立された。

『視聴覚・言語情報総合伝達技術開発研究室』

医療機関内にある、略して『情技』(じょうぎ)

主に中途視聴覚・言語障害者に対して

意思疎通を補助する技術を研究開発している。

疾患・障害を完治するのではなく、特殊な装置を用いて

失われた感覚を脳の一部に代替させる技術を障害者・患者に施術している。

職員(医師及び臨床検査技師)はオタクが多く、看護士の大多数は腐女子

『最終医科学研究所』

医療機関内にある、略して『最終』(さいしゅう)

解かりやすく言えば、ブラックジャックが組織化したもの。

治療法が厚生省などの認可が下りていなかったり、非合法であっても

たとえ患者の国籍を合法な国に移してでも治療する。

そのため、最終に勤務する者は国外出張が多い。

秘密裏に人体実験等も行う。対象者は健康体の死刑・終身刑受刑者など。

勤務する医師は頭のキレる者が多く、看護士もかなり優秀。

医師免許を持ちながら看護士の立場で勤務する者もいる。

逆に、高学歴男性との寿退職を目当てに入所した看護士も若干2名。

手術が日常茶飯事である最終の現場に、濃い化粧をしてくる。

医師からは「マウス(背の低いほう)・ラット(背の高いほう)」

と呼ばれ、毛嫌いされている。

最終の所長が彼女たちを採用したのは、

最終の医師たちに『俗世の毒』を見せるため。

同僚も看護士も優秀な者ばかりだと、彼らはどうしても浮世離れしてしまう。

それを避けるため、あえて毒性の強い女性を採用したようだ。

『総合病院』

医療機関内にある総合病院。ただし、受付は科目別。

患者は目的の科に直行することができる。

総合受付は、どこにかかったら良いのかわからない患者向け。

この病院は、一般の病院からの「紹介状」がないと入院できない。

いわゆる「お手上げの患者」ばかりが入院・通院している。

医療機関への「紹介状」を書くのは、一般の病院では最終手段。

非合法な治療も行う最終医科学研究所を有する某医療機関

快く思わない医師もいることにはいる。

『第3食堂』

情技室からもっとも近い食堂。

最終からもっとも近いのは『第1食堂』。

どこの職員がどこの食堂で食べても良い。

情技の入院形式の被験者は通常は自室で食事を取るが、

事前に申請していれば実費で食堂を利用できる。

『第18談話室』

医療機関には談話室が多い。第18談話室は情技室内にある。

技術開発経過報告・会議などが行われる。

機関内の全ての談話室は昼休みには係員により開放され、

昼食を持参している者が集って食事を取っている。

昼休みが終了すると、係員により施錠される。

『メディア保管室』

情技室内にある、視聴覚娯楽の保管場所。

CD、DVD、ビデオ、カセットテープ、ゲーム等、

新旧もジャンルも問わず幅広く揃っている。

もちろん成人向け作品も多数揃っている。

中には室員が寄付したものもある。

入院形式で技術開発協力している被験者は暇を持て余しているため、

娯楽が豊富な情技生活を楽しんでいるようだ。

情技室員のみが入室でき、被験者の好みに合わせて娯楽を物色している。

『資料室』

最終医科学研究所内にある。手術の撮影記録や解剖所見などが保管されている。

膨大な量になるため、資料の整理・検索などは看護士に任せられることが多い。

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